2022年度7月集会(オンライン開催)についてのお知らせ

2022年度日本公民館学会7月集会の概要についてお知らせします。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

<開催概要>

日程:2022年 7 月 16 日(土)・ 17 日(日)
    
場所:オンライン(zoom)
*ミーティングアドレス等はお申込みいただいた方に、後日ご案内します。
参加費:無料
申し込み:Google フォームより、7月12日(火)※(延長しました)までにお願いいたします。

16日(土)

10:00-12:00【企画1】「日常生活を支える公民館事業論」 

テーマ:日常生活を支える公民館「事業」論をめぐる今日的課題の検討
          ~「事業化」の契機に着目してみる~

公民館職員が、どのように日常生活、地域・社会を捉えて、何をめざして、どのように事業化しているのか。君津市(首都圏の公民館)と塩尻市(「信州の公民館」)を事例としたケーススタディを行う。合わせて、事例について詳しく、両地域の公民館職員でもあった本プロジェクトメンバーから2つの事例についての<読み解き方>(解説)及び日常生活を支える公民館事業論の今日的な課題をどのようにとらえるのかについての課題提起をいただき、全体討議を行う。

司会: 越村康英(弘前大学)
報告1 発表者:中村亮彦(君津市) 
    「公民館主催事業「認知症カフェすなみほっとサロン」の経緯と現在」
    コメンテーター:布施利之(君津市教育委員会)
報告2 発表者:安藤寿秀(塩尻市教育委員会中央公民館)
    「公民館主事が考える公民館事業」
    コメンテーター:矢久保学(長野県生涯学習推進センター)

12:00-13:00  休憩

13:00-15:00 【企画2】「新型コロナウイルス感染症と公民館」

テーマ:コロナ禍における公民館の運営をめぐる状況
      ~ 政令市・中核市等全国10 市での共同悉皆調査の展開 ~

発表者らは2021年6月から2022 年 2 月にかけて、全国の政令市・ 中核市等のうち校区レベルの地区公民館の取り組みに蓄積がある 10 市を選定し、全館を対象に「コロナ禍における市民の学習活動を公民 館の運営に関する研究」と題する 質問紙調査を実施してきた。 調査の目的は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で市民の学習活動と公民館の運営にさまざまな制限や支障が生じている中で、厳しい状況に向 き合う市民・利用者と職員・機関の動きを捉えることによって、ポストコロナ社会におけ る公民館のあり方を描くための知見を得ることである。コロナ禍だからこそ浮かび上がっている公民館の課題や本質、活動制限・利用制限の状況を経てあらためて表現される言葉を集めながら、公民館にとってのコロナ禍という経験を、これまでを振り返りつつこれからを展望するためのものとして位置づける。

司会: 岡幸江(九州大学)、荻野亮吾(佐賀大学)
発表者:丹間康仁(千葉大学)、岡幸江(九州大学)、池谷美衣子(東海大学)
    大蔵真由美(松本大学)、竹井沙織(名古屋大学)
    大村隆史(香川大学)、内田光俊(岡山市西大寺公民館)
    森村圭介(和光市役所)、荻野亮吾(佐賀大学)

15:00-15:30 休憩

15:30-17:30 【企画3】「平和学習と公民館」

テーマ:本土復帰50年の沖縄から、平和をつくる学びを問う

プロジェクト研究「平和学習と公民館」では、これまでに社会教育・公民館において積み重ね展開されてきた平和・人権学習について、また、広島・長崎・沖縄といった世界的にも注目されるような戦争被害を受けたところではない地域における多様な主体による足元から戦争体験・記憶を継承し平和をつくる学びについて、報告していただいてきた。
本プロジェクトが9条俳句問題に提起を受けて始まったということ、そしてこれまで受けて来た報告やこうした企画を練り上げる過程で次のようなことが捉えられてきた。すなわち政治的中立性に対する向き合い方や公民館・行政のあり様の変化に伴って、公民館が起点となって平和学習を積み重ねていくことの困難さがあるということ、一方で、地域の市民活動や博物館などと結びつき、地域史や地域課題、アート、SDGsなどと関連させながら、人権・平和を自分ごととし、「平和の文化」の創造、平和構築の主体をつくろうとする学びの場が地域で多様に生み出されている、ということである。

ウクライナへのロシアの武力侵攻が今日なお続き、現代とは思い難いような悲痛な光景がメディアを通して報道され、戦争・平和についてどのように考え行動できるのかと突き付けられる。「平和」という価値を地域や暮らしのなかでいかに学ぶか、世代を繋ぎ平和構築に向けた学び・主体形成の場がいかに形成されているのか。7月集会では、今年、沖縄本土復帰50年という節目の年となる沖縄を舞台に、世代間の対話を通じて行われている学びの空間づくりの実践について報告を受けることで、平和学習と公民館がこれからいかに結びついていくことができるか、議論をしていくことにしたい。
 
司会:大野木龍太郎(静岡大学・非)、生島美和(帝京大学)
報告1 発表者:仲田晃子 (ひめゆり平和祈念資料館)
    「戦争体験者とともに働く継承―ひめゆり平和祈念資料館の継承活動」
報告2 発表者:星野人史 (学校NPO法人珊瑚舎スコーレ)
    「学校文化の可能性-平和教育から平和体験へ」
コメンテーター:山城千秋(熊本大学)

17日(日)

10:00-12:00     第4回理事会(※理事の方のみ)

12:00-13:00 休憩

13:00-15:00 「公民館の移管問題に関する特別プロジェクト」 
特定公民館に係る実態調査

報告1 発表者:長澤成次(千葉大学名誉教授)
    「特定公民館」を巡る問題の所在
報告2 全国の事例報告